初夏に青い実の山椒が 短い期間ですがお店に登場します。
逃さずに買って、冷凍しておくと夏には便利です。
といっても、これまで、ちりめん山椒や、お魚の佃煮に入れていただけですが、
今年わかりました。
たぶん、塩漬けにしたらもっと美味しいのでしょうが、
お湯であく抜きしただけの味もついてない山椒でも、
味噌と一緒にご飯に載せて食べると、美味しくてご飯が進みます。
頭がすーっとする感じがしますよ。
簡単だし、おすすめです。
やってみたきっかけは、友人のツイッターですが、
おむすびに入れるとありました。味噌をつけて焼くともっと美味しいと。
おいしそう。まだやっていませんが、ご飯に味噌と載せるだけでもすごく美味しいです。
枝からちゃんとはずさなくても、お湯に入れてさっと茹でて、
さっと水で冷まして、おおざっぱに枝をはずしてそのまま冷凍します。
冷凍しておいたものを、塩漬にしたり、醤油漬にしたり、佃煮にしたりすれば良いようです。
はじめて買った時は、ちりめん山椒をたくさん食べたくて、
塩漬けにしたものをインターネットで買いました。
その後、近所でも短期間売っていることに気付き、生の物を求めるようになりました。
来年は是非お試しください。今年から始めたい人は塩漬け等を探して下さい。
ぼーっとしていて金春祭りに行きそこなってしまいましたが、
路上能の録画はなさそうですが、こんな講座の映像をみつけました。
「銀座で小さな講座」
金春流宗家金春安明先生のお話。
https://www.youtube.com/watch?v=g1Kuzz0Ul3A
お能は気楽に自分の感性で見て良いと、嬉しいお話です。
金春流は、いろいろな面で、素晴らしい流儀です。
習える私は幸せ者です。
(ちょっと書き直しました)
頭痛のときには鎮痛剤、風邪のときには風邪薬、
などのように、お薬を使われる方は大勢いらっしゃいます。
というか、そういう人が「普通」なのですよね。
でも頭痛の時のことをよく考えてみると、大変な事が終わってほっとした時だったり、
ああ疲れた、という時ではありませんか?
頭痛は、頭の筋肉が凝り固まっているのを自ら治すために起こっている治癒反応です。
痛みどめは、痛みは止まりますが、固まっているのを固めたままでいようというようなものです。
風邪の熱や、喉の痛みも、身体の治ろうとする反応です。
症状を抑えるのは治りを抑えることです。
風邪の時の風邪薬も、風邪を治す薬では無くて、症状を抑える薬だし、
頭痛の時の鎮痛剤も、痛みをとりあえず抑える薬です。
両方、治りを早くする薬ではありません。
放っておいた方がたぶん、早く治るはずです。
ぎっくり腰なども、死んだ気で寝ていれば、何もしなくても治りますし、
風邪も、自然に数日で、治るときに治ります。頭痛もですし、
湿疹などもそうですよ。
じゃあ、何もしなくてもいいなら鍼もいらないのでは?となりますね。
でも、鍼は、身体の治る仕組みを刺激して、治るのは少し早くなります。
(薬とは正反対ですね)
痛みのもとである緊張もほぐれます。
湿疹も同じです。
実はひどい湿疹の患者さんがいらしたのに、私は、そのひどさにショックを受けて、うろたえてしまいました。
と言っても、今は薬で抑えているのでそんなにひどい状態ではないのですが、
薬をやめるとリバウンドがどれくらいになるかなとか、
わあ、辛いだろうな、とか、仕事しなくてはならないから大変だな、とか、そういうことばかり、頭を占めてしまいます。
頼りないですよね。
今までの経験を思い出そうとするのだけどすぐに思い出せなくて、
で、帰られた後で、他の患者さんの治療の合間などに、ずっと考えています。
本も読みます。寝るまで考えて、朝もまた考えます。
(そういう事がけっこうあります。)
いろいろ、必要な事を、すぐにぱっと思い出せたら良いのですが、頭の錆つきも多くなりました。
鍼は魔法ではないので、すぐに治るものもあるけれど、時間のかかる事も多いです。
でも、薬をつかうより、問題をこじらせないで解決に向かうことが出来ると思います。
薬で慢性化してしまうこともありますし、それは避けたいです。
症状は辛いけれど、身を守るために起きていることも多いし、
ただむやみに押さえつけるより、身体の問題解決能力を高めて行くのが必要と思います。