冷房が強すぎると身体に悪いように、暖房も強すぎるのは良くありません。
身体を冷やすのはいけないのですが、
なるべく衣服で調節することです。
治療院など、下着姿になるところは別です。
それでも、ある程度までです。
エアコンで部屋全体を温めるより、
小さなストーブやコタツを使うのも、小回りが利いて良いとおもいます。
エアコンを使う時は、加湿器を使うと体感温度が上がります。
暖房は乾燥しますので、加湿が必要です。
ストーブにやかんや鍋、というのが懐かしいですが、
換気には気をつけなくてはなりません。
ウィルスは湿気を嫌いますし、粘膜もいたみませんので風邪予防になります。
夜、休むときも、むやみに部屋やお布団を温めておくと、
汗をかいたり、明け方になってから冷えたりします。
子供や、若い人は、冷たい寝巻きを着て、冷たい布団に入るのが風邪の予防になります。
体温調節がうまく行かなくなって来た人も、
全部温めるより、湯たんぽくらいの方が無難です。
以前も書きましたが、
小さな、オレンジキャップのペットボトルは使い勝手の良い湯たんぽになります。
私は温灸替わりに毎日使っています。
(冷たいお腹や腰を温めて、最後に足の冷えるところへ)
ちょっと温かいものがあると、驚くほど楽です。
母は夜中にトイレに行く回数が減ると言います。
夏に冷やしすぎている人は、冬にも、やたらと寒いそうです。
身体に本来備わった、体温調節の力が減ってしまうのです。
ですから、冬に備えるというのは、実は夏から始まっています。
風邪を引き易い人は、普段から乾布摩擦もお勧めです。
お風呂上りには、冷たい水でタオルを絞って拭きましょう。
温まったからといって、温かいままにしておくと、汗でどんどん冷えます。
冷たい水で冷やすのは、身体が冷えを防ぐ体制になるので、冷えを防止します。
湯冷めしないためには、ぱっと冷たいタオルで拭くのが楽で効果があります。
お風呂に毎日入る人が多いようです。
それなら、石鹸や洗浄剤で洗うのはやめたほうが肌のためです。
お尻など、気になるところだけ石鹸を使いましょう。
あか、というのは、元は自分の体です。
必要なだけ自然と落ちてゆきます。
脂が気になるからと必要以上に洗うと、ますます脂が分泌されます。
乾燥する人は、洗いすぎると痒くなります。
見た目にもかさかさしてきます。
毎日お風呂に入っていたら、そんなにごしごししなくても綺麗なものですよ。
合成洗剤の洗浄剤(ボディシャンプー)は皮膚に有害です。
頭も、合成洗剤のシャンプーより、石鹸シャンプーの方が良いのです。
地肌が健全な方が、髪の毛にも良いはずです。
(40年、石鹸シャンプー、または石鹸、で洗っていますが、
いつも美容師さんには褒められていました。)