流れが良くなると、いろいろ具合の良いことがあります。
体の中の話です。(他の事でもそういうことはありますが)
血やリンパなどの流れが滞ると、
栄養が運べない、酸素が運べない、となります。
そうすると、痛みや、さらに悪いことは組織の破壊まで進むこともあります。
血液サラサラにする食べ物や薬を、となったりします。
痛いときには痛み止めですね。
栄養には、サプリメントや栄養剤ですね。
あれを食べよ、これを食べよというテレビ番組もありますね。
でも、ちょっと待ってください。
長い目で見ると、
痛み止めは血行を悪くし、直りを遅くするもとになります。
(胃潰瘍や、血液障害のもとでもあります)
サプリメントは栄養が偏ります。(害が出る場合もあります)
血液サラサラにしすぎると、出血したとき止められません。
鍼灸は流れをよくします。
それで、痛みが取れたり、、組織の修復が進んだりします。
鍼のあと、鏡を見てみてください。
色艶が良くなっているはずです。
体が軽くなっているはずです。
時々、お医者さんで、鍼灸は絶対するな、とおっしゃる方があります。
(膝が腫れあがっているのを鍼で楽にしたり、
股関節が固まって動けないのを動き易くしたりすると、
止めるように言われました、と患者さんがおっしゃいます)
鍼の治療がどのようなものか、ご存知なのでしょうか?
このあいだ、頸肩腕症候群でいらした患者さんは、
長年消炎鎮痛剤を愛用していらっしゃいました。
それで、鍼をするときも、せっせと飲んでいらしたのですが、
薬を止めたとたん、めきめき楽になりました。
薬で固めていたのが ほぐれてきたからです。
テレビなどで盛んに漢方を取り上げていますが、
鍼灸については殆ど取り上げられません。
効果を証明しにくく、技術も様々で、かなあ?と思いますが、
それなら、お医者さんの技術や薬剤師さんの技術も様々ではありませんか。
ましてや漢方になると、
証に基づいて処方しているところがどれくらいあるのか、
はなはだ心もとないと思います。
よくわからない病気だと、あてずっぽうに(としか見えない)いろいろな薬が出てきます。
(普通の病気にもありますね。そういえば)
そうしたら、薬の前に試してみるのも良いのでは?
もちろん、絶対薬が必要な場合もあります。
いつでも、どんな病気でも、というのではないのです。
でも、こんなに色々な薬を飲まなくても、
鍼灸だとシンプルに治るのに、と思うことが結構ありますので、
それでこんなことを書いてみました。
難しい病気もありますが、
意外なもの(難しそうな)が良くなる可能性があります。
体調は普通、良くなるものです。
(ただし、どこの鍼灸院でもかどうかはわかりません。
鍼灸院は、探してみて、試してみるしかありません。)