1月18日の読売新聞夕刊で、
・・・・「コクラン共同計画」が17日、インフルエンザ治療薬タミフルが重症化を防ぐ効果を疑問視する報告書を発表した。・・・・
「当初の症状を軽減する以外、タミフルの効果は依然として不明確」と結論、
「副作用も過小評価されている可能性がある」と指摘した。・・・
という記事がありました。
それで、詳しく知りたいと思っていましたら、
医薬ビジランスセンターのHPに新着情報で載っていました。
是非お読み下さい。
「薬のチェックは命のチェック」
http://www.npojip.org/「タミフルなど抗ウィルス剤は免疫を抑える」
http://www.npojip.org/sokuho/120202.htmlずっと前は、インフルエンザ脳症で赤ちゃんが死ぬ、といわれ、
いやインフルエンザ脳症ではなく、解熱剤の副作用だという人たちが粘り強く訴えて、
何年もたってから(!!)
消炎解熱剤の使用を制限したら激減したということがありました。
しかし、
タミフルを使用するようになってからまた、
今度は違う症状の脳症が発生するようになりました。
赤ちゃんの突然野死亡だけでなく、子供が急に外に飛び出したり、
大人でも亡くなる方がいます。
医薬ビジランスセンターでは、ずっと危険性を訴えて来ましたが、
今度のこの「コクラン共同計画」の発表はうれしいことです。
健康な人には必要がなく、具合の悪い人には余計に害になるかもしれない薬が大量に使われているということを、メディアはもっと取り上げて欲しいと思います。
でも、取り上げることの少ない現状では、
私たち自身が気をつけて、薬やその他の、
健康にかかわる情報を手に入れて行かなくてはなりませんね。
(WHOも、人件費の7割が「寄付」で賄われているそうですよ)
(リレンザも、タミフルよりは毒性は弱いようですが、
飲んでも飲まなくても変わりなく治るものなら
飲まない方が良いに決まっていますよね!)