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腰痛のときの過ごし方
梅の花が今年は早いですね。良い香りで歩くのが楽しみです。
今日は腰痛のときの過ごし方について書きたいと思います。
腰痛といっても軽いものから重いものまでありますが、
基本は、痛いことを避ける ということが大切です。

ぎっくり腰のときは、身体を丸くして(その方がたいてい 痛くないでしょう)横になり、休みましょう。
動ける程度の腰痛でも、痛いことは避けましょう。
逆に、痛くなくて、気持ちの良い動きはした方がよいのです。
そおっと、痛くない姿勢や動きを探しましょう。
動く時は、痛いことはしないで、痛くないことを念入りにしてみてください。
体操をしたいときは「操体法」のような、痛みを避ける体操は治療にもなります。

コルセットは、筋肉の補助をしますので、腰痛の時は助けになります。
しかし、いつまでも着けていたら筋肉が弱ります。
痛みが取れたら腰痛体操をします。
主に腹筋と背筋を鍛えるのですが、特に、腹筋を鍛えましょう。
一般的には、仰向けで膝を立て、上半身を起こすようにしますが、
出来ない時は、お腹を、力を入れて引っ込めるだけでも良いのですよ。
呼吸は止めないで、息を吐きながら力を入れます。

腿の前の筋肉や内側の筋肉を伸ばすのも効果があります。
動ける程度の痛みのとき、また歩き難い というとき、試してください。
普段やっていると腰痛予防にもなります。

冷やさないことも大切です。腰だけでなく、足も気をつけてくださいね。

痛み止めの薬はどうでしょうか。
痛み止めは痛みを感じないようにするだけで、痛い原因をとるわけではありません。
むしろ、直りを遅らせる、という面があります。
また、痛みがないと、つい動いてしまって、こじらせる人が多いのです。
よく休んで治す方が、結局は早く治ります。
どうしても急ぎたい、という時は、鍼灸をお勧めします。
治りをぐんと早めます。
また、家の人に揉んでもらいたい、というときは、
腰を揉まず、お尻や足、背中の上の方、腕など
離れたところを揉んでもらってくださいね。痛い場所にはさわらないことです。

湿布も、今使われているものはたいてい、消炎鎮痛剤が入っています。
飲み薬の4分の1の量が入っているそうですから、
飲み薬と両方だと胃潰瘍がどんと増えるそうです。
治りも、それだけ遅くなるということですよね。

湿布は、急激な痛みで、熱を持っている時は(腰でなくてもなんでも)
氷枕でも、芋湿布でも、小麦粉と酢と卵白を練った湿布でも、よいので、
1日だけ冷やします。その後は、少し位熱があっても冷やしません。
(芋湿布〜里芋の皮を厚く剥き、すりおろして、
     同量の小麦粉、一割のしょうがのおろしたものと混ぜ、
     布にのばし、あらかじめ油を塗った患部に貼る。
     油を塗るのはかぶれを防ぐためです。ごま油かオリーブ油で。
     捻挫や、気管支炎の時などにも使えます。)
     
逆に痛いところが冷えている時は温めてみましょう。
お風呂は痛みの強い時はかえって痛みが増しますから我慢しましょう。

また、痛みには、「白光」という貼り薬も よいかも知れません。
先輩に勧められて使ってみましたが、効果のあるものだと思いました。
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