CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2006 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
神奈川の天気
プラネタリウム
MOBILE
qrcode
冬の過ごし方
いよいよ寒くなってきましたね。冬本番、師走の慌しい時期です。
冬はどうやって乗り切るのか、古典やその他の養生法を少しみてみましょう。
「素問」四気調神大論では、
冬は閉じこもって、温かくし、寒さを避け、むやみに汗をかくことのないように、と謂っています。
夏は、暑いからと閉じこもらずに働きなさい、とありました。
夏は汗をかくように、というのです。
今の暮らし方はどうでしょう?反対になっていませんか?

夏は冷房でうんと冷やし、冬は汗をかくほど温める、というのは、
体にとってはよくありません。寒すぎるのは良くありませんが、
温めすぎないようにしましょう。

食べ物も、温かいものを。
そして気をつけなくてはならないのが、キュウリやトマトです。
瓜科や茄子科の野菜は、夏にこそ薬になりますが、冬には毒です。
(実際に有害成分が出てくるそうです)
体を冷やす夏野菜は冬は食べないことが大事です。(果物も同様です)
根菜類や菜っ葉を温かい料理でいただきましょう。
麺類も、実は体を冷やす食べ物です。少しの肉を入れると良いそうです。
風邪の時は、おうどんよりお粥が良いのです。
麺類は、一見消化が良さそうですが、実際は消化も悪いです。
風邪の時は、胃腸に負担を掛けない食事をとりましょう。
栄養は普段取っているから、無理して食べないのが早く治る道です。

風邪を引いたら、温かくして 休みましょう。それが何より大事です。
風邪に効く薬はまだ無いようです。
(漢方薬には良いものがありますが、専門家でなくては分からず、
 専門家が非常に少ないのが問題です)
解熱剤は 風邪を長引かせる元です。
熱が出るときは体力がある証拠です。ウィルスと戦っているための発熱です。抑えるなんて勿体ないことです。熱は40度が5日続いても脳を損傷させることはないそうです。
少し前まで インフルエンザ脳症で死ぬ乳幼児がいたのは、解熱剤の副作用だったことが分かっています。
(今はタミフルが新型脳症の原因である可能性があると言われています)
赤ちゃんに悪いもの が大人には全然悪くないということがあるでしょうか?
解熱剤で熱を下げて働くより、良く休んで最短で治って、
すっきりして働く方がずっと仕事の効率も上がるはずです。
どうしても薬がのみたい、頭が痛くて眠れない、というような時は、
他の解熱剤よりましな アセトアミノフェン を少しだけ、
38・5度以下に下げない程度にのむとよいそうです。
それ以上下げると免疫の機能がどんと低下するのです。
(ウィルスが大喜びですね じっさいどんどん増えるそうです)
脱水にならないように湯冷ましなどで水分を補給しましょう。
果物は風邪の時は控えましょう。
体を冷やすのと 消化の悪さで 風邪を長引かせます。
特に咳の時は厳禁です。
冷たいものや果物が欲しくなりますが、我慢しましょう。
逆に、レンコンは咳に効きます。
すりおろして しょうが汁を混ぜ 熱湯を注ぎ レンコン湯にして召し上がれ。

咳のひどいとき、家でできることとしては、からしの湿布があります。
辛子粉と小麦粉を同量に、60度くらいのぬるま湯を入れて、
マヨネーズくらいの硬さにし、ガーゼに展ばして胸と喉に貼り付けます。
しばらくすると、猛烈に痛くなりますので、外して乾いたタオルで拭き、
再び貼り付けて、暫くしたら取ってまたよく拭き、(皮膚が赤くなる程度)
そのまま 温かくしてよく休みます。1回だけで充分です。

鍼灸も風邪(インフルエンザも風邪の一種)に良く効きます。
無理なく行ける、または往信を頼めるときは、おすすめです。

| 季節の話題 | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
教育基本法 その2
教育基本法改正問題について
つぎのHPを是非ご覧下さい。
 http://www.stop-ner.jp/index.html

こんな大事なことを、バタバタと決めてしまわないように、
慎重な審議を求める 署名ページもあります。

なんでこういうところで??
世の中がおかしくなると、人間の体にも影響しますから、それでです。
よろしくお願いします。
| 世の中 | 10:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
いじめられたら
いじめられたら、だれでもいいから相談 する??・・・大丈夫???

慎重に、良く考えて相手を選ばないと、大変なことになります。
もっとひどくなることだってありますからね。
先生でも、人間ですから、わからないこともあるのです。
ちゃんと受け止めてくれる人にしか言ってはいけません。
だれも居なくても(そういうこともあると思います)
とにかく、負けないように、頑張っていてください。
いつか、だれか、きっとわかってくれますよ。
世の中、そんな悪い人ばかりではありませんよ。

私は、暴力のいじめにあったとき、先生に相談して、
「君が気が強いからいじめられるんだよ」
という、ありがたいお言葉で片付けられてしまいました。
暴力はどんどんエスカレートして、ある時、放課後の教室で、
5人の男子に取り囲まれて、ぶったり蹴ったりされました。
こんなものと一緒のことをしてなるものか、と思って、
それまで我慢していたのですが、そのときは、こちらも切れました。
首謀者の背中を、思い切り一発ひっぱたいてやりました。
それから、直接取り囲まれることはなくなりましたが、
電話での嫌がらせは続き、下校時にもつけられて嫌がらせをされるので、
だれも一緒に帰ってくれる人が居ませんでした。
クラス替えで止みましたが、それからだいぶ長いこと、いじけてしまって、
好きな勉強もしない(するといじめられる)し、めだたなくしようとして、
本当に損したなあと思います。

相談する時は、ちゃんと相手を見定めた方がいいですよ。
なんて、そんなこと、みんな知っていることですよね。
なのに、全国の学校に変なお手紙が行ったようですので、
ささやかなお節介です。
| 世の中 | 10:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
クリームパン
今朝、国会中継を見ていたら、びっくりするようなやり取りが有りました。
(ここしか見ていないので、もっとすごいところがあったでしょうが)
教育基本法がめでたく改正できたら、数世代後には電車の中でクリームパンを食べるオバサンはいなくなる、というのです。
それを聞いたとたん、電車の中でクリームパンを食べたくなりました。
冗談に反応しすぎでしょうか?

なんでもかんでも教育基本法と日教組のせい????関係ないでしょう?????

電車の中でクリームパンを食べる人をなくすには、いじめをなくすわけにはいきませんよね、と、おっしゃった方がありますが、ほんと、そうですよね。

美しい国、怖いです。
美しい国を標榜する人たち、美しくみえないです。
| 世の中 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
迷惑トラックバックについて
迷惑トラックバックが多いので、うけつけないことにしました。
| - | 17:59 | comments(0) | - |
鍼の効きかた
年賀状を用意していて、来てくださったお一人お一人を思い出していました。
あの方は、どうなさったかな・・・?。
長く具合が悪かったのに、すぐに効果が現れないと、やめてしまわれる方。
少し良くなってくるといらっしゃらなくなる方。
何か、不都合なことがあったでしょうか?
説明が下手、ということもあるかもしれませんね。(口下手です)
それぞれご都合もおありでしょうが、
鍼灸は魔法ではありません。
少しずつ、気長にしなければならないことも多いのです。
せっかくいらしたのに、もったいなかったなあ、と思います。
急になったことは、すぐによくなりますが、
長くなったものは、それなりに時間がかかります。
でも、無理なく 楽に良くなることができるのは、鍼灸が一番だと思います。
しないより、ずっと早く良くなります。
おまけに、全身の調子も良くなる筈ですよ。
| 鍼灸のあれやこれや | 12:23 | comments(0) | - |
呼吸は鼻で
呼吸は鼻で、というと、当たり前のことのようですが、
近頃、口で呼吸をする人も増えているようです。
鼻でも口でも、どちらでも良いのでしょうか?

鼻を通った空気は、温められ、適度な湿り気をもってのどに入ります。
また、鼻毛(無駄に生えているのではありません)には、
異物を食い止める働きがあります。
口から入った空気は、そのままのどへ。
乾いて冷たい、埃やバイキンやウィルスもそのまま。

乾いて冷たいのが何故悪いかといいますと、
咽喉の粘膜も外から入ってくる異物(埃や黴菌やウィルス)を
食い止める働きをしているのですが、
乾いた冷たい空気は、その働きを低下させてしまうのです。

そればかりではありません。
鼻から吸った息はお腹の底まで入りますが、
口からでは浅い呼吸になってしまうのです。

新鮮な空気をたくさん取り入れるためには、鼻呼吸です。
鼻が詰まって吸えない、という方は、
鍼や漢方薬で治してください。呼吸があっての健康です。
これからの季節、風邪予防のためにもね。
| からだのこと | 20:30 | comments(0) | - |
熱や痛み
風邪を引いて熱がある、というとき、どうなさいますか?
風邪のときに限りません。
熱があるということは、身体の免疫系が必要に応じて働いているあらわれ、
腫れや痛みも、やはり、身体の必要な反応なのです。
腫れも熱も痛みも、身体を修復しているときに出てくるものです。
それを解熱鎮痛剤で抑えたらどうなるのでしょう。
修復は遅れ、免疫系の働きは落ち、ウィルスの働きはかえって活発になるのです。

では、鍼や灸で、熱を下げるのはどうなのか、ということになります。
鍼で熱を下げるには、それらの反応を早めるということです。
具体的には
1.熱を発散させる
2.温める
などの方法をとります。

発散というのは、
表面の軽い刺激で毛穴を開き、発汗しやすいようにすることで、
自然な解熱効果をもたらします。
また、発汗させる作用のつぼの取り方があるのです。

温める、というのは、寒がきわまると熱になる ということから、
熱は冷えが原因なので温める、という考えです。
身体が冷えると免疫力が落ちるという、現代の考えにも通じますね。
風邪のとき、全身に熱がある人は、比較的治りやすいのです。
背中や頭は熱いのに、足は冷えている、とか
咽喉は腫れているのに 足は冷えている、ということがありませんか?
この場合は、少し厄介です。この場合、解熱剤はとくに良くありません。
こういうときは、冷えている足を温めます。
そうすると、それだけでも上の熱が下がってきたりします。
扁桃腺の痛みなど、その場で楽になってくるものです。

鍼や灸は、いわば軽い怪我・やけどですが、
そのため、身体の免疫機能は賦活されます。
解熱剤を飲まなければ、それだけで風邪の治りは良くなりますが、
鍼灸をすればもっと早く治ります。

同じように、いろいろな痛むもの、腫れたもの、も、
鍼灸で、免疫力を亢進させ、
熱や痛みを早く取り除くことが可能なのです。

時々、それまで固まっていたのが動き出すことで、
一時的に痛みが強くなるときもあります
特に、消炎鎮痛剤を長く使っていたときなどおこりやすいです。
怖がらないで様子を見てください。
一時痛いのを過ぎると、本格的に治ってきます。
やはりこれも必要な痛みなのです。

痛みや熱はいやなものではありますが、
身体がしっかりしていて、ちゃんと機能しているのだと、
喜んで良いくらい?かもしれません。

(これを書いた後で久し振りに風邪を引きました。
 初め、あまりに疲れていたからか 熱が出ず、休んでいるうちに、
 元気が出てきたな、と感じるようになったときに、熱が出ました。
 熱は苦しいけれど、熱が出ないときのほうが苦しいです。実感しました)
| からだのこと | 12:52 | comments(0) | - |
| 1/1PAGES |