2006.12.02 Saturday
冬の過ごし方
いよいよ寒くなってきましたね。冬本番、師走の慌しい時期です。
冬はどうやって乗り切るのか、古典やその他の養生法を少しみてみましょう。
「素問」四気調神大論では、
冬は閉じこもって、温かくし、寒さを避け、むやみに汗をかくことのないように、と謂っています。
夏は、暑いからと閉じこもらずに働きなさい、とありました。
夏は汗をかくように、というのです。
今の暮らし方はどうでしょう?反対になっていませんか?
夏は冷房でうんと冷やし、冬は汗をかくほど温める、というのは、
体にとってはよくありません。寒すぎるのは良くありませんが、
温めすぎないようにしましょう。
食べ物も、温かいものを。
そして気をつけなくてはならないのが、キュウリやトマトです。
瓜科や茄子科の野菜は、夏にこそ薬になりますが、冬には毒です。
(実際に有害成分が出てくるそうです)
体を冷やす夏野菜は冬は食べないことが大事です。(果物も同様です)
根菜類や菜っ葉を温かい料理でいただきましょう。
麺類も、実は体を冷やす食べ物です。少しの肉を入れると良いそうです。
風邪の時は、おうどんよりお粥が良いのです。
麺類は、一見消化が良さそうですが、実際は消化も悪いです。
風邪の時は、胃腸に負担を掛けない食事をとりましょう。
栄養は普段取っているから、無理して食べないのが早く治る道です。
風邪を引いたら、温かくして 休みましょう。それが何より大事です。
風邪に効く薬はまだ無いようです。
(漢方薬には良いものがありますが、専門家でなくては分からず、
専門家が非常に少ないのが問題です)
解熱剤は 風邪を長引かせる元です。
熱が出るときは体力がある証拠です。ウィルスと戦っているための発熱です。抑えるなんて勿体ないことです。熱は40度が5日続いても脳を損傷させることはないそうです。
少し前まで インフルエンザ脳症で死ぬ乳幼児がいたのは、解熱剤の副作用だったことが分かっています。
(今はタミフルが新型脳症の原因である可能性があると言われています)
赤ちゃんに悪いもの が大人には全然悪くないということがあるでしょうか?
解熱剤で熱を下げて働くより、良く休んで最短で治って、
すっきりして働く方がずっと仕事の効率も上がるはずです。
どうしても薬がのみたい、頭が痛くて眠れない、というような時は、
他の解熱剤よりましな アセトアミノフェン を少しだけ、
38・5度以下に下げない程度にのむとよいそうです。
それ以上下げると免疫の機能がどんと低下するのです。
(ウィルスが大喜びですね じっさいどんどん増えるそうです)
脱水にならないように湯冷ましなどで水分を補給しましょう。
果物は風邪の時は控えましょう。
体を冷やすのと 消化の悪さで 風邪を長引かせます。
特に咳の時は厳禁です。
冷たいものや果物が欲しくなりますが、我慢しましょう。
逆に、レンコンは咳に効きます。
すりおろして しょうが汁を混ぜ 熱湯を注ぎ レンコン湯にして召し上がれ。
咳のひどいとき、家でできることとしては、からしの湿布があります。
辛子粉と小麦粉を同量に、60度くらいのぬるま湯を入れて、
マヨネーズくらいの硬さにし、ガーゼに展ばして胸と喉に貼り付けます。
しばらくすると、猛烈に痛くなりますので、外して乾いたタオルで拭き、
再び貼り付けて、暫くしたら取ってまたよく拭き、(皮膚が赤くなる程度)
そのまま 温かくしてよく休みます。1回だけで充分です。
鍼灸も風邪(インフルエンザも風邪の一種)に良く効きます。
無理なく行ける、または往信を頼めるときは、おすすめです。
冬はどうやって乗り切るのか、古典やその他の養生法を少しみてみましょう。
「素問」四気調神大論では、
冬は閉じこもって、温かくし、寒さを避け、むやみに汗をかくことのないように、と謂っています。
夏は、暑いからと閉じこもらずに働きなさい、とありました。
夏は汗をかくように、というのです。
今の暮らし方はどうでしょう?反対になっていませんか?
夏は冷房でうんと冷やし、冬は汗をかくほど温める、というのは、
体にとってはよくありません。寒すぎるのは良くありませんが、
温めすぎないようにしましょう。
食べ物も、温かいものを。
そして気をつけなくてはならないのが、キュウリやトマトです。
瓜科や茄子科の野菜は、夏にこそ薬になりますが、冬には毒です。
(実際に有害成分が出てくるそうです)
体を冷やす夏野菜は冬は食べないことが大事です。(果物も同様です)
根菜類や菜っ葉を温かい料理でいただきましょう。
麺類も、実は体を冷やす食べ物です。少しの肉を入れると良いそうです。
風邪の時は、おうどんよりお粥が良いのです。
麺類は、一見消化が良さそうですが、実際は消化も悪いです。
風邪の時は、胃腸に負担を掛けない食事をとりましょう。
栄養は普段取っているから、無理して食べないのが早く治る道です。
風邪を引いたら、温かくして 休みましょう。それが何より大事です。
風邪に効く薬はまだ無いようです。
(漢方薬には良いものがありますが、専門家でなくては分からず、
専門家が非常に少ないのが問題です)
解熱剤は 風邪を長引かせる元です。
熱が出るときは体力がある証拠です。ウィルスと戦っているための発熱です。抑えるなんて勿体ないことです。熱は40度が5日続いても脳を損傷させることはないそうです。
少し前まで インフルエンザ脳症で死ぬ乳幼児がいたのは、解熱剤の副作用だったことが分かっています。
(今はタミフルが新型脳症の原因である可能性があると言われています)
赤ちゃんに悪いもの が大人には全然悪くないということがあるでしょうか?
解熱剤で熱を下げて働くより、良く休んで最短で治って、
すっきりして働く方がずっと仕事の効率も上がるはずです。
どうしても薬がのみたい、頭が痛くて眠れない、というような時は、
他の解熱剤よりましな アセトアミノフェン を少しだけ、
38・5度以下に下げない程度にのむとよいそうです。
それ以上下げると免疫の機能がどんと低下するのです。
(ウィルスが大喜びですね じっさいどんどん増えるそうです)
脱水にならないように湯冷ましなどで水分を補給しましょう。
果物は風邪の時は控えましょう。
体を冷やすのと 消化の悪さで 風邪を長引かせます。
特に咳の時は厳禁です。
冷たいものや果物が欲しくなりますが、我慢しましょう。
逆に、レンコンは咳に効きます。
すりおろして しょうが汁を混ぜ 熱湯を注ぎ レンコン湯にして召し上がれ。
咳のひどいとき、家でできることとしては、からしの湿布があります。
辛子粉と小麦粉を同量に、60度くらいのぬるま湯を入れて、
マヨネーズくらいの硬さにし、ガーゼに展ばして胸と喉に貼り付けます。
しばらくすると、猛烈に痛くなりますので、外して乾いたタオルで拭き、
再び貼り付けて、暫くしたら取ってまたよく拭き、(皮膚が赤くなる程度)
そのまま 温かくしてよく休みます。1回だけで充分です。
鍼灸も風邪(インフルエンザも風邪の一種)に良く効きます。
無理なく行ける、または往信を頼めるときは、おすすめです。