CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
神奈川の天気
プラネタリウム
MOBILE
qrcode
<< 明日は休診 | main | たんぽぽ舎の地震と原発事故情報1448・1449・1450 >>
たんぽぽ舎の地震と原発事故情報1446・1447
たんぽぽ舎の通信です。
是非お読み下さい。


たんぽぽ舎です。【TMM:No1446】
2012年5月7日(月) 地震と原発事故情報
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.<テント日誌 5/5(土)――経産省前テントひろば238日目>
   原発が止まった日!その歴史的な子供の日に新たな繋がりを!
   カンショ踊りの音は霞ヶ関にこだまし太陽と月が祝福した
★2.5月5日のテントひろばに参加して
                     栄木忠良(たんぽぽ舎スタッフ、さよなら原発みなと)
★3.テントとハンスト・座り込みが全国へ広がった−再稼働阻止めざして!
   経産省前テントひろばの巨大な存在意義−うれしい思い
                     柳田真(たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)
━━━━━━━


┏┓
┗■1.<テント日誌 5/5(土)――経産省前テントひろば238日目>
 |  原発が止まった日!その歴史的な子供の日に新たな繋がりを!
 |  カンショ踊りの音は霞ヶ関にこだまし太陽と月が祝福した
 └────  

 晴れた!「こどもの日」に相応しい快晴の朝を迎えました。この数日の空模様
とはうって変わり、営業用原発の稼動がゼロとなる今夜を控えてそれを祝福する
かのようです。
 この日は集団ハンストの最終日と、泊原発が定期点検に入って日本で42年ぶ
りに全原発停止・発電稼動ゼロを迎える歴史的記念日。そのセレモニーを正午か
ら経産省テントひろば前で行い、今まで一緒に活動をして下さった方々や支援を
惜しみなく注いで下さった多くの皆さんと、まずは日本から原発の火が消えたこ
とを素直に喜び、再稼動阻止という新たな闘いに向かう決意を確認する日です。
 何よりも子ども達にそれをプレゼントできる事を喜び合いたいのです。

 まずは参加者に振舞う「柏餅」の調達。昨夜、注文内容の確認を行ってはいた
のですが、何せ500個という数の注文なので緊張が。
 和菓子屋さんに着くと先日注文に訪れた時と出で立ちが違うのでビックリされ
るが、今日の趣旨をお話しすると『そうでしたか、頑張って下さい』と激励を受
けました。
 11時半過ぎにテントに着くともうテント前は大勢の人の輪が出来ています。
さすがにマスコミも多く来ているようです。晴天の中、テントにこれだけの方が
訪れるのも久しぶりです。2日に皆さんで描いた「鯉のぼり」も爽やかな風の中
ではためいています。その中で一際目立っているのが、瀬戸内寂聴さんに描いて
頂いたもの。
 はじめ『どう描けば良いのよ?』などと躊躇されてはいましたが、一旦筆を進
めるとその勢いは止まらず一気に描き終えた力作です。丸でそのまま空に駆け上
っていくかのような素敵な「鯉のぼり」なので是非一度、テントひろばにお越し
下さりご覧頂ければ幸いです。
 Qさんが体調を崩されたということで見えていないのが残念。何よりもこの日
は彼と迎えたかった。そして天国の蔵ちゃんとも。見てるかな?蔵ちゃん?晴れ
た空の上からきっと一緒に参加してくれてると思うと胸が熱くなります。

 12時を少し過ぎ渕上太郎代表の挨拶でセレモニーが始まりました。いつもな
がら渕上さんの言葉は力強く、明快で私たちの気持ちを鼓舞してくれます。続い
ては福島の椎名千恵子さん。今日を迎えたお気持ちと「未来を孕むとつきとおか
のテント行動」の意味を語りますが、最初の言葉に胸が詰まります。
 『今、福島の子どもたちは復興気分の中で利用されています・・・。』今の福
島の現状はこの言葉によく表されています。一年が経っても何ら事態が好転しな
いで、「安全・復興キャンペーン」に子どもたちを動員し、さらなる被曝を強い
ていく政府・県に対して怒りを覚えますが、原発が止まっても何ら困らないこと
を知らしめて、脱原発運動を更なるステージに高めようと思う気持ちを再確認さ
せてくれる言葉でした。

 最後に7日間という長丁場をハンストされた江田忠雄さんの言葉で締めくくっ
てセレモニーを終えましたもちろんこの後にこの日用意した「柏餅」「鯉のぼり」
等などが皆さんに振舞われました。「柏餅」が好評だったのでホッと一安心です。
 13時頃になって、芝公園に福島の女性たちを先頭に向かいました。車を用意
するとか地下鉄でとか言っていたのに先頭はもう歩き始めています。結局、全て
徒歩で行くことになり、皆さんの意気込みを感じさせられました。

 集会では、鎌田慧さん、澤地久枝さん、古今亭菊千代さん、北海道の長田秀樹
さん、原子力資料情報室の山口幸夫さん、韓国の環境団体代表・崔冽さんの後、
いよいよ椎名さんの挨拶です。その時、壇上に福島の女性たちが登壇。黒田節子
さん、佐々木慶子さん、佐藤幸子さん、森園かずえさん、人見やよいさん、地脇
美和さんと今まで一緒に活動してきた皆さんの顔と合わせ10人程の皆さんが晴
れがましく見えました。そこでも椎名さんは力強く、思いのこもった情念の挨拶
をしました。福島みずほさんに続いて、福島・いわき市出身の神田香織の会場か
ら『かっこ良い!』と歓声が上がる挨拶の後に落合恵子さんのまとめ挨拶で閉会
しました。参加人数は主催者発表で5,500人とされましたが、芝公園23号地の
会場にはそれを上回ると思われる人で溢れていました。

 デモの開始に先立って、「カンショ踊り」を参加者の方に披露。公園の出口か
らデモに向かう人々の真ん前で、デモの参加者の方々の多くに踊りを見て頂く。
何度も踊り、その都度、良い反応を頂き、夕方からの経産省を踊りで取り囲む目
論見にデモ参加者の参加に期待が膨らみます。通りかかった福島みずほさんにも
手ほどきして踊って頂けました。デモ隊を送り出した後、急いでみんなで歩いて
テントまで帰る。

 テントひろばではミニコンサートが開かれており夕方からの第二部の気分を盛
り上げていす。約束した福島瑞穂さんがテントにいらっしゃり、一息つくと「カ
ンショ踊り」の出番です!何回かテント前でリハーサルを行い経産省本館正門前
に向かって踊り始めます。踊り上手を先頭、真ん中、最後尾と振り分け(トラメ
ガも)皆さんにレクチャーしながら踊りだすのですが、少しも前に進みません。
皆さんに前に進む要領をお見せしながら気が付くともう別館前の角に差し掛かり
ます。

 人数を確認しようと先頭まで行くと、もう国会通りを左折しています。ヒュー
マン・チェーンは一列でしたが、今回は二列三列となっているので7〜800人
というところだろうか?約1時間、心地よい疲れと充実感で「カンショ踊り」で
経産省を取り囲むことが出来ました。そこにはデモの参加者が多くいらっしゃい
ました。
 その後のセレモニーでは全国の原発現地で闘っておられる人たちからのメッセ
ージが読み上げられる。長年、困難をこえて頑張ってこられた人たちとの心がつ
ながる。
 夜も更けて21時にセレモニーを終了したが、ほとんどの方は帰宅しようとし
ません。それは23時頃に予定されている、泊原発3号機の出力停止を皆で迎え
たいという思いからでした。
 アワー・プラネットTVの白石さんのお計らいで「ホクデン」のHPをプロジ
ェクターで投影して頂けたので皆さんでその時間を待つことにしました。23時
10分(実際には新聞発表によると23時03分)その時がやってきました。
 福島が過酷な状況の中、喜びの表現は慎むべきとの声もあるのを承知でしたが、
握手する方、抱き合う方、それぞれが日本から原発の電気が無くなったことを喜
び合いました。 そこに「世界ヒバクシャ」の森下美歩さんと安斉さんがやって
きて皆さんに喜びの差し入れを下さいました。

 長い一日が終わった。しかしこれは新たなスタートでもあります。今、50基
の原子炉の内、26基に燃料棒が入ったままになっているという。スイッチを押
せば直ぐにでも再稼動をしてしまう危うさがあるのです。このスイッチを押させ
ない闘いが始まったのです。
 そのためにも『経産省テントひろば』は立ち続けなくてはならないし、『とつ
きとおかのテント行動』も福島の現状を打破するためには成功させなくてはなり
ません。
これまで以上に多くの方の支援が必要になります。引き続き応援頂ければありが
たく思います。是非、一度テントにお越し下さいませ。お待ち申し上げます。 
 ( F記 )

(追記)定期検査のため、5日深夜に発電を停止した北海道電力泊原子力発電所
3号機(北海道泊村、91・2万キロ・ワット)は6日午前4時に原子炉が完全に
停止し、7日午前11時11分、原子炉内の水温が100度以下となる冷温停止状態に
なった。


┏┓
┗■2.5月5日のテントひろばに参加して
 └──── 栄木忠良(たんぽぽ舎スタッフ、さよなら原発みなと)

 1000万人アクション・デモの解散地となった浜松町駅隣りの芝離宮公園を出て
テント広場に着くと第2部が始まっていました。
 民衆の抵抗の踊りである「カンショ踊り」の列ができていて、600人を超える
人たちの経産省を一周する踊りがスタートしました。
 次にはテント広場を支えるグループや個人のあいさつが続き、福島から北海道
に避難している中学生の訴えが読み上げられました。
 国内の原発50基の全てが停止する歴史的なこの日、再稼働を絶対阻止するとい
うみんなの強い決意で大いに盛り上がりました。
柏餅やカレーがふるまわれ子どもたちは大喜びでした。
 夜の9時にセレモニーは終了しましたが、多くの人が11時の泊原発3号機の出
力停止を見とどけ、気持ちを新たにしていました。


┏┓
┗■3.テントとハンスト・座り込みが全国へ広がった−再稼働阻止めざして!
 |  経産省前テントひろばの巨大な存在意義−うれしい思い
 └──── 柳田真(たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)

 今号は、5月5日のテントの特集号という珍しい号です。
 5月5日は、たんぽぽ舎も多数の参加者で、芝公園集合のデモからひきつづい
て夕方のテント集会へ参加しました。うれしい集会でした。柏餅もおいしくいた
だきました。
 柳田も、あいさつで、原発やめようひとすじで前史を含む25年がんばってきた
たんぽぽ舎として、原発の電気ゼロのうれしい日だと述べました。
 同時に、経産省前テントひろばとハンスト・座り込みの闘いが全国へ波及して
いること、福井県大飯原発での6〜7個ものテント、関西電力京都本社前のハン
スト・座り込みとテント、北陸電力富山支社前のテント(パラソル)の活動、その
他として。
 経産省前テントひろばの存在と活動が全国に広く伝わり、全国各地を激励して、
闘いを拡げていること。この根拠地を持続し、知恵を出し合い、再稼働阻止の陣
型をさらに大きく高くしよう。

──────────


たんぽぽ舎です。【TMM:No1447】
2012年5月8日(火) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.伊方原発の再稼働に反対する連帯ツアーのおさそい
   6月10日(日)・11日(月) 集会・デモ・県知事への要請行動への参加
              (たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)
★2.東電不払いプロジェクト<中>
    東電の電料金値上げに異議あり            (大畑豊)
★3.福井より、経産省前テント村の皆さんへ  (福井県若狭町 石地優)
★4.原発再稼動への「脅し」、停電の不安あおる政官電
    その一方で経産省系研究者「節電で対応可能」
              (5月8日 東京新聞「こちら特報部)より)
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇被ばく労働を考えるネットワーク・相談会、5月13日(日)、江戸川橋
━━━━━━━
◇5月11日(金)19時から、講演会「再生ピアノがつなぐ被災地支援」
 講師:渡部智暁さん、場所:スペースたんぽぽ。
 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1086
━━━━━━━


┏┓
┗■1.伊方原発の再稼働に反対する連帯ツアーのおさそい
 │  6月10日(日)・11日(月) 集会・デモ・県知事への要請行動への参加
 │   参加者、実行委員を募集します。
 └────(たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟)

 5月6日私たちは「原発ゼロ」を迎えました。昨年の3・11以降の重い心
が少し軽くなりました。しかし、再稼働の標的にして来た大飯原発を動かすこ
とが難しくなって関西電力や原発推進勢力は、今夏の「電力不足」を言い立て
ています。
 この様な状況の中、原子力・安全保安院が4月18日伊方原発ストレステス
トの審査結果報告のため、愛媛県庁を訪れました。旧体制のまま審査を進める
動きです。
 四国電力管内の企業自家発電は電源開発をはじめとして300万kwあり、例
年関電に30万kwを融通しています。伊方原発1号機56.6万kw、2号機
56.6万kw、3号機89万kwを必要としない状況にあります。3月20日に
発足した全国の中小企業経営者の集まり「エネルギーから経済を考える経営者
ネットワーク」は愛媛商工会議所連合会の呼びかけから始まっています。
 私たちたんぽぽ舎ボランティアグループは、去る4月15日に中国・四国・
九州の合同緊急集会要請行動に参加しました。その後現地の幹事会で検討され
た「伊方原発を止める会」より以下の呼びかけがありました。

 是非、一緒に伊方の再稼働阻止のため、松山へ応援に行きましょう!
 ご支援を宜しくお願いします。

 ◇日程概要
  6月10(日) 13:30〜15:30 愛媛県庁を包囲する1000人集会・デモ 
  6月11(月) 10:00〜 愛媛県庁へ個人団体要請書提出
 (両日の詳細はきまり次第お知らせします)

 ◇行程(交通・宿泊)について
 1)インターネット利用可能な方は、飛行機往復+ホテル(1泊・朝食付き)
  の格安プラン(3万円弱、楽天ツアーなど)がありますので、各自で準備
  してください。

 2)インターネット環境がない方は、必要事項をたんぽぽ舎あてにファクスで
  お申込みください。
  【件名】6月10日、11日の集会参加申込み
  【必要事項】集会に参加する方の氏名(ふりがな)、性別、年齢。
  【ファクス番号】03−3238−0797
   ★申し込み締切り:5月28日まで。
   (※申し込みが早ければ3万円弱のチケットを取得可能。
    時期により料金が異なります。)

  たんぽぽ舎(団体)で手配する飛行機は、次の便を予定しています。
   行き(10日):JAL1463便 羽田09:45発 → 松山11:15着
   帰り(11日):JAL1472便 松山17:20発 → 羽田18:45着

 ◇なお、5月下旬〜6月初旬に予定されている大飯原発再稼働反対の市民
  集会(福井県内)へも応援・連帯ツアーを組む企画が立てられつつあり
  ます。詳細は現地の行動日程がきまり次第お知らせします(柳田)


┏┓
┗■2.東電不払いプロジェクト<中>
 │   東電の電料金値上げに異議あり
 └────(大畑 豊)

 (編集部より:たんぽぽ舎の講座に参加された大畑さんから、東電の電気料
  値上げ反対について提起がありました。その文章を3回に分けて掲載して
  います)

 ◆まずは「口座振替」をやめ振込に

 「不払い」と言ってもホントに不払いすると電気を止められてしまい、それ
も現代人にはちょっとツライ。
 ほとんどの人が自動の口座振替で電気代を払っていると思いますが、これで
はどんなに文句言っても東電としては「承りました」と言っておけば、電気代
は確実に入ってくるのだから恐くもなんともない。口座振替をしているという
ことは東電に「白紙委任状」を渡しているのと同じ。商売で一番重要なのは売
ることではなく料金の回収。振込にしていつ代金が入ってくるのか不安定化、
売掛金を増やし、ささやかな抵抗をして圧力をかけましょう。もちろんこれは
一人や二人ではだめで大衆運動にしていかないといけません。
 口座振替から振込への変更は電話一本ですぐできます。そのときにできれば
原発を廃棄しないことに抗議して振込に変えます、と一言。約52円の割引がな
くなりますが、それ同等の回収経費が東電にはかかります。なくなった割引分
はこの際アンペアダウンなどして節約しては。
 もう一歩進めるにはコンビニ振込ではなくゆうちょATM振込です。ゆう
ちょATMですと手続きの途中に金額確認の画面が出て来てので「訂正」を押
して金額を直し、その額の振込ができます。たとえば原発が3分の1と言われて
ますので、それを引いた3分の2だけ払っておく。実質上の「原発分不払い」が
「一瞬」「いったん」実現します! また電気を止められるギリギリまで延滞
しますと20日分ほどの延滞利息がつきます。5000円で40円ほどです。これを少
なくするためにも期限内に一部支払いは有効です。東電からは残金の請求が来
ますので電気を止められるギリギリの日にコンビニで支払えばいいでしょう。
東電にとっても2倍の手数料がかかることになりますので「痛い」のではない
でしょうか。

 ◇不払いの詳細「東電不払いプロジェクト ホームページ」
  http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20120217/1329440394
  http://d.hatena.ne.jp/ootomi/files/tainou_bira_02.pdf


┏┓
┗■3.福井より、経産省前テント村の皆さんへ
 └────(福井県若狭町 石地 優)

5月5日は日本のすべての原発が停まる記念すべき日となります。
 国の喉もとで身体を張って頑張っておられるテント村の皆さんに敬意を表し
ます。皆さんや全国の原発に「ノー」を言ってこられた人達の力がこの日を実
現させたと実感します。
 大飯原発3・4号機の地元のおおい町でも変化が起きています。今までもの言
わなかった人、言えなかった町民が再稼働への不安、疑問を言い始めました。
 テント村でのハンストによる抗議行動、こちらでも報道されています。霞ケ
関と原発現地、またそれらをとり巻く全国の皆さんと大飯原発3・4号機再稼動
を停め、原発のないふる里、日本を実現したいと思います。よろしくお願いし
ます。

 (編集部・注:このメッセージは5月4日に石地さんからたんぽぽ舎を経由
  して経産省まえテントひろばへ送付を託されたもの。5月5日、テントひ
  ろばのイベントで紹介された。)


┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
 └────

◇原発再稼動への「脅し」、停電の不安あおる政官電
  その一方で経産省系研究者「節電で対応可能」
 (5月8日 東京新聞「こちら特報部)より)

 稼働中の原発がゼロになり、再稼動をめぐる攻防は佳境に入った。焦点は今
夏の電力需給だ。大飯原発を抱える関西電力と経済産業省、野田政権のネット
ワークは「停電の恐れ」をあおる。しかし、その根拠について、経産省に近い
研究者は客観性に乏しく、恫喝に等しいと看破した。電力不足ゆえの再稼動と
いうより、再稼動したいがゆえの電力不足という演出が透けて見える。(中略)

 電力需給で鍵を握るのは、大口需要家の動向だ。資料では、その中に含まれ
る医療機関や冷凍冷蔵倉庫、コンピューターのデータセンター(データ管理の
施設)、半導体工場のクリーンルーム(製造施設)などが「節電困難」と区分
された。だが、この研究者は逆に「最も節電効果が見込める分野」と反論する。
 「これらの施設の多くは、温度と湿度設定が過剰だ。つまり、温度を下げす
ぎて、湿度を上げるために逆に温度を上げるなどの無駄がある。制御システム
の変更で簡単に10%は節電できる」
 設備投資の費用も三、四年で回収できるとみなす。倉庫も「冷やしすぎが多
い」。病院は「平均でオフイスの1.5倍の電力を使うが、老朽化した空調設
備が影響している。最新のものに換えたら三分の一に減るという試算がある」
と話す。(中略)
 「各企業は技術を持っているが、設備に仕上げているのは少数。政府の政策
が欠けているからだ。省エネ技術を磨けば、国際的な競争力を持ち、いずれは
原発に代わる輸出での目玉になる」


◇新大綱策定会議の議案から「地域との共生」を除外
 原子力委が議案隠し、大飯に影響 懸念
 (5月8日 毎日新聞・朝刊より)

 関西電力大飯原発3、4号機再稼働の妨げになるとして、内閣府原子力委員
会が4月、有識者によって長期的な原子力政策を決める原子力委の「新大綱策
定会議」(議長・近藤俊介原子力委員長)の議案の一つから「(原子力と)地
域社会との共生」を外していたことが、毎日新聞の入手した議案書で分かった。
経済産業省・資源エネルギー庁や電気事業者側に極秘で事前に議案を示したと
ころ「『地域とはどこか』と論争が起こるのでやめてほしい」と依頼され隠蔽
したという。原発推進派に有利に働くよう、議案を恣意的に調整している疑惑
が浮上した。(中略)

 ◇原発推進派を利する行為、原子力委に適格なし

 原子力委員会が新大綱策定会議の議案を隠蔽した問題は、政府が何度も強調
してきた原子力政策のゼロベースの見直しに疑問を投げかけ、国民の不信感を
増大させる裏切り行為だ。原発再稼働推進派を利するよう裏で立ち回る原子力
委に、重要な会議を取り仕切る資格はない。(中略)
 策定会議が政策決定の心臓部であり、本来は利害関係者からの独立性を確保
すべきだが、実際は原子力推進の旗振り役である原子力委の専門部会として位
置づけられ「議論の場としてふさわしくない」と疑問の声があった。隠蔽はこ
うした不安が杞憂でないことを示した。元々、近藤氏が事故後も委員長職にと
どまっている点にも強い批判があった。(略)再稼働の条件として「地元の理
解」(野田佳彦首相)を挙げるなら、まずは信頼に足る人材を原子力政策決定
のトップに充てるべきだ。


┏┓
┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────

◇被ばく労働を考えるネットワーク・相談会のお知らせ
 今後の取り組みのための相談会を行います。ふるってご参加ください。

 日時 5月13日(日)13時から
 場所 ピープルズ・プラン研究所(地下鉄江戸川橋駅)
  地図 http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd1/index.php?id=5
 主催 被ばく労働を考えるネットワーク準備会
 ホームページ http://www.jca.apc.org/hibakurodo/

 4月22日、東京・代々木八幡区民会館で『どう取り組むか 被ばく労働問題』
 交流討論集会が行われました(参加180名)。労働安全衛生センター、労働
 現場、福島現地からの報告、鎌田慧氏のコメントを受けて活発な討論が交わ
 されました。共同して運動を作り上げていこうという意識を会場全体で共有
 できたと思います。
 参考 4/22集会録画(IWJ TOKYO-2)
  http://www.ustream.tv/recorded/22033823  (114分)
  http://www.ustream.tv/recorded/22036055  (89分)



──────────
【編集部より】
 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
 「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字
 以内で、またその他投稿に関しては400〜800文字以内でタイトル及び内容を
 お送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
 都合上すべを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
 ◆電子メール(Eメール)送ります
 たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
 ご希望の方はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに件名を
 「メルマガ希望」として送ってください。
 登録できしだい発信致します(無料)。
 たんぽぽ舎のアドレス: nonukes@tanpoposya.net
 ◆携帯への送信は、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎     たんぽぽ舎は、月曜〜土曜
          13:00〜20:00のオープンです。
          日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
HP http://www.tanpoposya.net/



 
| たんぽぽ舎の地震と原発事故情報 | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tenchidou.jugem.jp/trackback/911
トラックバック