この頃、お腹が具合悪くなる、という患者さんが何人か。
お腹が冷えるということなのですが、
お腹の所を冷やさないようにするだけでなく、
暑いからといって、脚をむき出しにしないようにしましょう。
冷えは足から入ります。
暑いから、たっぷりとした服を着るのはいやでも、せめて、
お腹が痛くなる人は、膝の少し下くらいまでは、冷やさないようにするといいですよ。
また、痛くなったら、膝やその下のふくらはぎの内側を温めてみて下さいね。
(足を触ってみて、冷えていたらもちろん冷えている所はどこでも温めてよいのです)
それから、夏は麺類が食べたくなります。
小麦は身体を冷やすので理にかなっているのですが、
氷で冷やす必要はありません。
テレビを見ていると、麺の弾力を増すためには氷水と言っていますが、
そんなことしなくても、手早く水で冷やせば良いのです。
流水だとぱっと冷えないので、あらかじめボールに水を沢山汲んで置いて、
ざばざばと掛けて、すぐにまた水を張っておいたボールに入れて、
熱が取れたら、そうめんだと少し揉み洗いをします。
他の麺はそのままでOKです。
冷たくしたければ、冷蔵庫に少し水を冷やしておいて、最後にかければ丁度よく冷えます。
冷たいものばかり食べていると 確実に夏バテしますので、気をつけて、
まだこれから残暑が続きます。